小松基地航空祭-２０１０

昨年、一昨年に続き、今年も小松まで出掛けてきました。天気予報は午前中は晴れ、午後からは雨です。昨年も同じような予報だったと思います。昨年は天気予報が当たりましたが、今年は外れることを期待して出掛けました。
午前５時頃の鉄工団地の様子 今年も自宅を11時頃出発。適度に休憩をとって鉄工団地に潜り込みました。 佐美門前から見る朝日

尼御前ＳＡはETC1,000円割引とあいまって、これが真夜中かと思うほどの駐車車両の多さにびっくりしました。昨年も同じだったような記憶があります。ここで３時間ほど仮眠をとることに。昨年はコマニー側から入りましたが、今年は佐美門から入ることにしました。ちなみに右上のような日の差し方を天使の梯子と言うらしい。Voyagerには旭日旗に見えるのだけれど。
佐美門の様子 佐美門から北陸鉄道の臨時バスに乗って南側に移動するのですが、その間に滑走路周辺の施設を見ることができます。 蒲鉾型の掩体壕

往復のバスの中からも、蒲鉾型の掩体壕や近代的な下の画像のような整備場があったりして、見ることのできるポイントも一杯です。

整備ポイントに駐機中のF-15J 駐機中のF-15Jです。航空祭のメイン会場からは見ることができない風景です。 滑走路から離れた位置に駐機するF-15J

今年はずっと滑走路最前列にへばりついていましたので、地上展示機を撮る時間がありませんでした。上の二枚がカメラに収まった地上機のすべてです。

公募デザイン塗装を行ったF-15Ｊ
EF100-400mm Ｆ4.5-5.6L IS USM
1/1000秒		 左は今年の公募デザイン塗装を行ったF-15Ｊです。右は離陸する306飛行隊のF-15Jです。 離陸する306飛行隊のF-15J
EF100-400mm Ｆ4.5-5.6L IS USM
1/1000秒

小松基地の見所の二つ目はF-15による編隊飛行です。

F-15Ｊの編隊飛行
EF100-400mm Ｆ4.5-5.6L IS USM
1/1000秒		 これだけのF-15の編隊飛行を見ることができるのは本州中部では小松基地だけです。右は303飛行隊のF-15Jです。 ベイパーを引くF-15J
EF100-400mm Ｆ4.5-5.6L IS USM
1/1000秒

F-15Jがベイパーを描きながら飛ぶシーンは飛行機好きにとっては最高です。

ベイパーを引きながら垂直旋回するF-15J
EF100-400mm Ｆ4.5-5.6L IS USM
1/1000秒		 落下傘降下も、滑走路の中心に上手に降りてきます。訓練の厳しさが分かるというものです。 落下傘降下
EF100-400mm Ｆ4.5-5.6L IS USM
1/1000秒

第303飛行隊、第306飛行隊の飛行展示は素晴らしかったです。F-15を配備する飛行隊を二つも持つ小松基地ならではです。

F-2 支援戦闘機
EF100-400mm Ｆ4.5-5.6L IS USM
1/1000秒		 左は各務ヶ原の飛行開発実験団のF-2支援戦闘機です。右はT-4中等練習機です。ブルーインパルスも同じ機体を使っています。 T-4 中等練習機
EF100-400mm Ｆ4.5-5.6L IS USM
1/1000秒

飛行開発実験団のF-2は何度も基地上空を飛んでくれました。おかげで、いろいろな角度からのF-2を撮ることができました。

RF-4E 戦術偵察機
EF100-400mm Ｆ4.5-5.6L IS USM
1/1000秒		 左は百里基地の第501飛行隊のRF-4E 戦術偵察機です。昨年も来ていました。右はU-125A救難捜索機です。 旋回中のU-125A
EF100-400mm Ｆ4.5-5.6L IS USM
1/1000秒

UH-60JとU-125Aによる救難展示飛行もストーリ性があって良かったですUH-60Jはホバーリング中がシャッターチャンスです。ローターを綺麗に撮ろうとすればシャッタースピードを著しく落さなければなりません。下のUH-60Jはシャッタースピードを1/50まで落してみました。

救難飛行展示のUH-60J
EF100-400mm Ｆ4.5-5.6L IS USM
1/50秒		 左は遭難者を吊り上げているUH-60J。右は全日空の旅客機。民間と自衛隊が共用する小松ならではのシーンです。 降りてきた全日空機

民間との共有空港では、航空会社は基地祭に合わせて、特別塗装機を臨時で飛ばすことがあります。今回も全日空はモヒカン塗装機を出してきました。昨年はポケモンジェットだったと記憶しています。

ブルーインパルスの６機編隊
EF100-400mm Ｆ4.5-5.6L IS USM
1/1000秒		 左は６機編隊のブルーです。これが見たかったのです。 背面飛行をするブルーインパルス
EF100-400mm Ｆ4.5-5.6L IS USM
1/1000秒

今年のブルーインパルスは飛んでくれました。昨年は中止、一昨年は中途プログラムでした。青空をバックにというわけにはいきませんでしたが、それでも全プログラムを飛んでくれました。小松まで来た甲斐があるというものです。

ブルーインパルス
EF100-400mm Ｆ4.5-5.6L IS USM
1/1000秒		 左のシーンを撮るのは嫌いです。縦構図って難しいのです。何とか４機がフレームに収まりました。 ブルーインパルス
EF100-400mm Ｆ4.5-5.6L IS USM
1/1000秒

昨年は小松のブルーインパルスも中止になり、浜松エアフェスタのサンダーバードも途中で中止でした。久しぶりに堪能できた一日でした。

スモークを出して飛ぶブルーインパルス５番機
EF100-400mm Ｆ4.5-5.6L IS USM
1/1000秒		 スモークを描くブルーインパルス。 背面飛行をするブルーインパルス
EF100-400mm Ｆ4.5-5.6L IS USM
1/1000秒

曇り空で、途中までハートマークだということに気付きませんでした。周りの人達も同様で、キューピットの矢の機体がやってきて初めて気付きました。

ラストのハートです 左はラストハイライトのハートですが、曇り空のため、綺麗に映っていません。右はブルーインパルスのグランドスタッフです。 ブルーインパルスのグランドスタッフ

小松基地の皆様、ブルーインパルスや外来機の皆様、どうもありがとうございました。来年も小松にお邪魔したいと思っています。
（2010年10月3日）


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